ネット上のメンバー募集を通じて知り合い、現在はシアトルを拠点に活動するグラント・オルセンとソーニャ・ウェストコットによる男女デュオ。デモを耳にしたジミー・タンボレロから声がかかり、彼のユニットJAMES FIGURINEとDNTELに続けて参加し、注目を浴びる。お互いの幼少の頃のニックネームだというユニット名のとおり、アコースティック・ギターやタンバリン、グロッケン、そして何より深いエコーに包まれた2人の歌声が、聴くものを温かくイノセントな世界に誘う。バンドにとって、レーベルにとって、初のリリースとなる記念すべき1枚を、彼らが世に出るきっかけとなった2作と同時に、世界に先駆けてリリース。
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ARTHUR & YU / IN CAMERA
火曜日, 12月 6th, 2011JAMES FIGURINE / MISTAKE MISTAKE MISTAKE MISTAKE
火曜日, 12月 6th, 201180’sライクなシンセをバックに、ロボットやUFO、そしてデジタルな恋愛について歌うという、ディーヴォやクラフトワークに影響を受けた3人組テクノ・ポップ・ユニット、フィギュリンのメンバーとしても活動していたジミー・タンボレロが、2006年に突如としてメンバー・ネーム名義でリリースした1stアルバム。2001年にフィギュリンとして、Lali Punaと一緒に回ったドイツ・ツアーで、改めてテクノに目覚めたというジミーの、彼なりの解釈によるテクノ・ポップの集大成。DNTELの2ndアルバム『DUMB LUCK』での、ジミーの日本デビューを祝し、ボーナストラック2曲を追加収録して、スペシャル・プライスにてリイシューする。
DNTEL / DUMB LUCK
火曜日, 12月 6th, 2011LAを拠点に活動するジミー・タンボレロによる1人エレクトロニカ・ユニット。1stアルバム『Life Is Full Of Possibilities』(2001年)での共演を発展させるような形で実現した、Death Cab For Cutieのベン・ギバートとのユニット、The Postal Serviceのアルバム『Give Up』が、Sub Popにとってニルヴァーナの『Bleach』以来となるゴールド・ディスク(50万枚)を獲得するほどの大ヒットを記録する。 同じくSub Popからリリースとなる本作は、コラボレーションというもの自体に、アーティスティックな特性を見い出すことのできるジミー・タンボレロというアーティストの、その10年以上に及ぶキャリアの集大成というべき、堂々たる歴史的傑作。
4 bonjour’s parties / PIGMENTS DRIFT DOWN TO THE BROOK
火曜日, 12月 6th, 2011宅録の閉鎖的なイメージを開放するというコンセプトのもと、 自由で良質な音楽を追求し続ける7人組室内開放音楽集団による1stアルバム。主に作曲を手がける植野と灰谷の楽曲を素材に、ヴィブラフォンや、フルート、トランペット、クラリネット、トロンボーン、ラップトップなどでカラフルに調理。男女混声のハーモニーが、オーガニックでエレクトロなサウンドに優しく包まれる。グラスゴーからブリストル、シカゴ、アデレードまで、そしてギター・ポップから、エレクトロニカ、ポスト・ロック、チェンバー・ポップまで、国境、ジャンルを越えて、音楽に自由な風を注ぎ込む、その空気そのものが、そのままパッケージングされている。
LYMBYC SYSTYM / LOVE YOUR ABUSER
火曜日, 12月 6th, 2011アリゾナ出身のベル兄弟による2人ユニットによる1stフル。まだ20代前半ながら、その無限なる可能性を感知したThe Album LeafやMice Paradeらによって、オープニング・アクトに抜擢される。Tortoise、My Bloody Valentine、Explosions In The Sky等から影響を受けた彼らの楽曲は、弟ジャレドが紡ぎ上げるヴィンテージ・キーボードとアナログ・エフェクトによる幾重ものレイヤーに、兄マイケルによるダイナミックなドラミングと複雑なプログラミングが見事なコントラストを織り成し、温かくも攻撃的、荒々しくも繊細な、独自のサウンドスケープを確立し、インストゥルメンタル・ミュージックの可能性を大きく押し広げている。
THE ONE AM RADIO / THIS TOO WILL PASS
火曜日, 12月 6th, 2011LAを拠点に活動するシンガー・ソングライターであるインド系アメリカ人リシケシュ・ヒアウェイによる1人ユニット。2004年リリースの2ndアルバム『A Name Writ In Water』で、ネット・メディアや専門店を中心に注目を集める。そして2007年、この3rdアルバムでは、前作に引き続きデイデラスを始め、多彩なゲストが参加して、芳醇なサウンドスケープを作り上げている。ギターやラップトップを基調としつつ、ストリングスやホーンを巧みに絡ませた、エレクトロニックとオーガニックが理想的に調和したアンビエント・サウンドに乗った、ニック・ドレイクを彷彿させる繊細かつエモーショナルな唄は、聴く者の心の襞に優しく触れる。
BOY IN STATIC / VIOLET
火曜日, 12月 6th, 2011ボストンを拠点に活動するシンガー・ソングライターである中国系アメリカ人、アレクサンダー・チェンによる1人ユニット。弱冠23才で初めて作ったデモ3曲が、The Notwistが運営するレーベルAlien Transistorの耳に留まり2004年にアルバム『Newborn』でデビュー。2005年には、13 & Godとヨーロッパやアメリカを共にツアーした。そして2006年、この2ndアルバムには、SlowdiveやMazzy Starなどに影響を受けたシューゲイズ・サウンド、13 & Godらに学んだエレクトロニクスとの自由な戯れ、幼少の頃から教育を受けてきたピアノやストリングスのオーケストラルな絡み、そしてそれらを全て優しく包み込む唄声が全編に溢れている。
HER SPACE HOLIDAY + PCP / THE TELESCOPE
火曜日, 12月 6th, 2011HER SPACE HOLIDAYことマーク・ビアンキが、新たな領域に挑戦した。以前より、その独特の歌詞世界が魅力であった彼が、いよいよ本格的に執筆活動を開始。その処女作となるストーリーに、日本人イラストレーターの北沢平祐:PCPが感応。優しくも切ない、心温まる物語世界を、その流麗なタッチで見事に描ききった。さらに、その二次元の世界に魅了されたマークが、テーマ曲と、サウンドトラックとしてのインストゥルメンタルを8曲制作。さらに、音楽に乗せた朗読も収録した。イノセントな魂が触れ合って誕生した真のコラボレーションがここに。装丁も豪華絵本仕様で、フルCGによるPVも収録。この冬、最高のクリスマス・プレゼントになるだろう。
TEX LA HOMA / SOME LOST BLISS
火曜日, 12月 6th, 2011UKを拠点に活動するシンガー・ソングライター/コンポーザー/プロデューサーであるマット・ショウによる1人ユニット。02年、03年と続けてリリースされた1stと2ndアルバムで、ウィスパー・ヴォイス、多彩なディストーション、美しいメロディー、ロー・ファイ・ギター、チル・アウトを演出する電子音、映画的な世界観など、多くの要素を見事に融合してみせ、世界各国で高い評価を得る。1年間病に伏せた後、完成された3年ぶりとなるこの3rdは、ツアーで共演経験もあるブライト・アイズやハー・スペース・ホリデイらとも共振する、エレクトロニクスに優しく包まれたマットの繊細な唄心がフルに詰まったまごうことなき最高傑作。
THE HEARTBREAK MOMENT / THE SOUND OF OUR SUMMER
火曜日, 12月 6th, 2011宅録ドリーミー・ポップ・アーティストHER SPACE HOLIDAYことマーク・ビアンキ。恐ろしいほど美しい世界を生み出すポップ&ビート職人ジョゼフ・ナッシング。エレクトロニカにイノセントな風を吹き込む歌姫ピアナ。国籍も性別も異なりながら、必然的な偶然によって導かれた3人によるグローバル・スーパー・ユニット。2006年6月、東京郊外にあるピアナの自宅で録音されたこのデビューEPは、3人が手探りで関係を築きながら、共に音楽を生み出して行く、その空気そのものを封じ込めた、至極プライベートなサウンドスケッチ集になっている。オーガニックでスポンテイニアス。音楽を作る喜びに満ちた、眩すぎる4曲。