Archive for the ‘catalog_detail’ Category

ANCIENT GREEKS / DEPARTURE SUITE

火曜日, 12月 6th, 2011

フリー・ジャズ・バンドで活躍していたナサニエル、クリスを中心に結成されたシカゴの4人組。2002年のファースト・アルバム『THE SONG IS YOU』で、GREAT 3の片寄明人氏やthe band apartから絶賛されるなど、特にミュージシャンや耳の肥えたコアなリスナーの間で絶大な支持を得た彼ら。本作はそのセカンド・アルバム。あらゆるジャンルの音楽を自らの血肉に消化できる確かなテクニックと豊かなセンスを基盤に、ジャズやボサノヴァなどの流麗なエッセンスを散りばめて、アコースティックかつ繊細な手触りを活かしたサウンドを構築。精緻に描かれた都市図の美しさと人間の息吹の柔らかさが同居したような稀有な作品に仕上げている。

OWEN / I DO PERCEIVE.

火曜日, 12月 6th, 2011

Joan of Arcの中心であるキンセラ兄弟。弟であるドラマーのマイクがその素晴らしい唄心を披露するするユニットとして、American Footballに続き新たにスタートしたOWEN。2年ぶり、EPに続いてリリースされたこの3rdアルバムは、シンプルながら、その一音一音があまりにも多くのものを物語る、芳醇の極みともいえる作品に。ポストロック、音響、エレクトロニカ、スロウコア…その全てにリンクしつつも、どれとも異なる唯一無二な唄の力を感じられる、間違いなく彼のキャリア最高作。録り下ろしの新曲、『(the ep)』収録曲のラジオ・ライヴ・ヴァージョン、そしてあのExtremeno名曲のカヴァーという、ファン必聴の超レア・トラックスを追加収録。

+/- {PLUS/MINUS} / AS SEEN ON TELEVISION

火曜日, 12月 6th, 2011

VersusのメンバーであるJames Baluyut率いる3ピース・バンド。2003年11月にリリースされた2ndアルバムでは、静と動が交錯する多彩なサウンドと繊細なメロディーが織り成すCool & Warmな世界が完全に確立された傑作となった。それから1年、遂に初来日ツアーが実現。このツアーを記念して、日本オリジナルEPをリリース。完全未発表曲をはじめ、スプリットやコンピに収録されたものの現在では入手困難なレアトラックスを含めた全8曲に、『YOU ARE HERE』に収録された楽曲「She’s Got Your Eyes」のPVを収録したエンハンストCD仕様。これまでのファンのみならず、初めて彼らの音楽に触れる人にも最適な1枚。

HER SPACE HOLIDAY / THE YOUNG MACHINES (REMIXED)

火曜日, 12月 6th, 2011

ハードコアをルーツに持ちながら、ギターポップ~エレクトロニカ~ヒップホップ、そしてクラシックまでをその音楽性に内包する宅録ドリーミー・ポップ・アーティストMarc Bianchi。傑作5thアルバム『THE YOUNG MACHINES』を引っさげ、2004年6月~7月に敢行された全国6ヶ所での初来日ツアーは大成功に終わる。来春には、早くも新作が予定されているが、それに先駆け、『THE YOUNG MACHINES』の全楽曲を、各ジャンルにおける現在最もヴィヴィッドなアーティスト達が、自由に料理したリミックス・アルバムが到着。元々ボーダーレスな魅力を持つ楽曲達が分解・再構築され、見事に新たな装いを獲得している。

CALLIOPE / SOUNDS LIKE CIRCLES FEEL

火曜日, 12月 6th, 2011

90年代初頭に活動していたシューゲイザー・バンドSixth With Violetのメンバーを中心に94年結成。2ndアルバムをプロデュースしたCasey Riceに影響を受け、ホーム・スタジオ「TRASH 180」を設立。以後、独自の実験・制作に没頭する。03年、オリジナル・メンバーであるEricが脱退、代わりに女性ヴォーカルCarmenが加入。結成から10年、5枚目のアルバムとなる本作は、ドリーミーでスペーシーな質感だけでなく、ラウンジ感溢れるタイトなポストロック・エッセンス、さらにナチュラルな唄心が見事に溶け合った最高傑作。日本盤には、盟友バンドKilnとMidwest Productの手による完全未発表Remixを追加収録。

ASAHI / HEAD ABOVE WATER

火曜日, 12月 6th, 2011

2000年頃から活動を開始。アメリカ西海岸を中心にThe Velvet TeenやJuno、John Vanderslice、Denaliといったバンドたちと精力的にライヴ活動を行う。2002年、1stアルバム『Head Above Water』(本作)リリース。たゆたうような時の流れを感じさせるギターとピアノの調べ、男女混声による繊細なハーモニーが高い評価を得、KEXPのNorthwest Music Chartで第5位を獲得する。2004年2月、Jen Woodのバックメンバーとして、Tomoが来日。弾き語りでオープニング・アクトを務め、Jeff Buckleyにも比肩しうる歌声を披露、絶賛を浴びる。本邦デビューにあたって、最新音源から4曲を追加収録。

THE DUDLEY CORPORATION / IN LOVE WITH THE DUDLEY CORPORATION

火曜日, 12月 6th, 2011

2000年、Dudleyを中心に結成。2001年9月、The Delgadosのメンバーをゲストに迎えてレコーディングした1stアルバム『The Lonely World Of The Dudley Corporation』をリリース。2002年8月、同アルバムが、Ancient GreeksでおなじみのFlameshovelよりUSリリース。そして、2003年9月、Mogwai、Arab Strap、The Delgadosなどを手がけたアンディ・ミラーのプロデュースの元、再びChemikal Undergroundのスタジオで録音された2ndアルバム(本作)をリリース。限定でリリースされたシングル「What a Human Does」は、1週間で完売し、アイリッシュ・チャートでTOP 30にランクインを果たす。

HER SPACE HOLIDAY / MANIC EXPRESSIVE

火曜日, 12月 6th, 2011

サンフランシスコをベースに、ハードコア・バンドで活動していたMarc Bianchi が、1996年からスタートさせたソロ・ユニット。2003年にリリースされた『THE YOUNG MACHINES』は、夢見心地なメロディー、流麗なオーケストレーション、エレクトロニカ~ヒップホップ・テイストが高度な次元で融合した傑作となり、絶賛を浴びる。本作は、2001年にTiger Style(現在は閉鎖)よりリリースされた4thアルバム。エレクトロニカを大胆に導入して大きな飛躍を遂げた、HSHの歴史上、最もエポックメイキングな作品。アートワークはRadioheadの『Kid A』を手掛けたShynolaの手によるもの。

HER SPACE HOLIDAY / THE ASTRONAUTS ARE SLEEPING 2.0

火曜日, 12月 6th, 2011

サンフランシスコをベースに、ハードコア・バンドで活動していたMarc Bianchiが、1996年からスタートさせたソロ・ユニット。2003年にリリースされた『THE YOUNG MACHINES』は、夢見心地なメロディー、流麗なオーケストレーション、エレクトロニカ~ヒップホップ・テイストが高度な次元で融合した傑作となり、絶賛を浴びる。本作は、元々1枚ずつ別々のレーベルからリリースされた変則的2枚組2ndアルバム(現在はどちらも廃盤)から選曲し1枚に収録したVer.2.0。1999年に日本で7″をリリースしたCLOVER RECORDSが選曲・解説・アートワーク・対訳を手掛ける。

FOLK SQUAT / I KNOW YOU KNOW

火曜日, 12月 6th, 2011

2002年4月、平松泰二と田原克行によって結成。曲作り、レコーディング、MIXまでをハードディスク・レコーダー「KORG・D1200」1台のみで行う完全宅録スタイルで活動し、2003年2月、1stアルバム『missing weather』をリリース。その卓越したメロディー・センスと浮遊感溢れるアンサンブルが話題になる中、制作に1年以上を費やし、遂に待望の2ndアルバムが完成。ポスト・ロックからスロウコア、エレクトロニカまで、海外インディーの良質な部分のみを抽出したサウンド、心の襞に触れる繊細なメロディー、そして内省的な英語詞を届けるスモーキーなヴォーカルといった彼らの魅力が余す所無く堪能できる。